※この記事にはネタバレを含みます。
『裏切られたので、王妃付き侍女にジョブチェンジ!』1巻のネタバレと感想をまとめました。
「裏切られたので、王妃付き侍女にジョブチェンジ!」は、小説家になろうで人気のWEB小説をコミカライズした作品です。
Table of Contents
作品情報
浮気しながら、婚約継続!? 失意の子爵令嬢マーシャは決意する! 女の意地、見せてあげるよ。ねぇ、ラウル? それから幾年月、グラン王国宮廷には王妃マイラ付きの筆頭侍女として腕を振るうマーシャの姿があった! 周囲で巻き起こるは事件や陰謀、はたまたロマンス!? 敏腕だけど恋路は自己肯定感ゼロな、王妃付き筆頭侍女マーシャの王宮ロマンス奔走記!
出典元:ebookjapan「裏切られたので、王妃付き侍女にジョブチェンジ!」あらすじ
登場人物
「裏切られたので、王妃付き侍女にジョブチェンジ!」1巻の主な登場人物は以下の通りです。
グラン王国子爵令嬢:マーシャリィ・グレイシス
グラン王国第2王子の婚約者:プリシラ
グラン王国伯爵家長男:ラウル
グラン国王陛下:ラインハルト・バル・グラン
グラン国王妃:マイラ・Q・グラン
王女付き侍女:マリィ・フラン
『裏切られたので、王妃付き侍女にジョブチェンジ!』1巻のネタバレ
第1話 とある侍女の現状とその対策
子爵令嬢マーシャリィ・グレイシスは婚約者のラウルがプリシラとの逢瀬を目撃してしまう。
後日、落ち込むマーシャの元へラウルからの書状が届きました。
婚約は解消だろう・・・。
そう思うマーシャでしたが、なんとラウルは婚約継続を求めてきます。
あまりに非常識な返答に兄たちは怒り狂いますが、マーシャは婚約継続を決意します。
しかし、それは自分の意地を見せるためであり、ラウルに対する気持ちは冷めきっていました。
10年後、マーシャはグラン王国王妃マイラに使える侍女となっていた。
王妃付き筆頭侍女として日々仕事に励むマーシャでしたが、王宮内ではラウルの浮気が美化されており、婚約者であるマーシャの評判は最悪なものでした。
ある日、王宮内で職務をこなしていると、偶然プリシラとラウルに出会ってしまいます。
マーシャは内心イラつきながらも冷静にあしらっていましたが、プリシラいらぬ気遣いによって10年ぶりにラウルと二人きりにされてしまうのでした。
二人きりにされマーシャが気まずい思いをしていると、ラウルから「送った贈答品は気に入ってもらえたか?」と尋ねられますが、マーシャは受け取った覚えがなかったので「身に覚えがない」と答えます。
その後マーシャはラウルに「プリシラへ嫌がらせをしているのではないか?」と疑いをかけられてしまいします。
あまりの言いがかりに呆然とするマーシャでしたが、その後も悲劇の主人公に酔いしれるラウルに対し、ついに堪忍袋の緒が切れ冷静に論破しラウルを圧倒するのでした。
ラウルが呆然としていると、突如物陰から近衛騎士団のトップであるダグラスが現れます。
突然の上司の登場に固まるラウルでしたが、ダグラスとマーシャが親し気にしている様子を見て、さらにショックを受けるのでした。
その後は、ダグラスが役目を引き継ぎマーシャを送っていくことになるのですが、マーシャはラウルが自分とダグラスの仲を誤解しているのではないかと頭を悩ませるのでした。
第2話 選ばれなった女
マーシャがラウルから言いがかりをつけられたことを知り、グラン国王妃マイラは肩を震わせながら大激怒します。
一緒に話を聞いていたラインハルト国王陛下も呆れていましたが、マーシャとラウルのやり取りから王宮内で何やら不穏な動きがあるのではないかという、疑念が生まれるのでした。
その後話は、マーシャの結婚へと移りマーシャは国王陛下から乳母になるため結婚することを命じられます。
一方的にに話を進めていく国王陛下に侍女であるマーシャは何も言えず困り果ててしまいますが、それを止めたのはなんと王妃マイラでした。
突如陛下にお茶をぶっかけたマイラは、国王にお説教をはじめます。
「マーシャには望まれた結婚をしてほしい」というマイラの言葉に反省した陛下はマーシャにも好きになった人と結婚するよう命じるのでした。
仲睦まじい二人を見て憧れを抱くマーシャでしたが、デートしたことすらない自分には無理だと、つい弱音をこぼしてしまいます。
その言葉を聞いたマイラは、側にいたライニールに休日マーシャをエスコートするよう命令し、マーシャはライニールとデートすることになったのでした。
第3話 初デートは下町で
マイラの命令でデートすることになったマーシャとライニールは下町でデートをすることに。
デート中超絶イケメンのライニールはマーシャに対しドキッとさせるようなセリフを投げかけたりしますが、マーシャはマイラの命令で仕方なく自分に付き合っているのだと申し訳なさしか感じていないのでした。
マーシャが無理をしていることに気付いたライニールは、マーシャに自分をエスコートするようお願いします。
立ち寄ったパン屋で、宝飾職人のガスパールの調子が悪いを聞いたマーシャは様子を見に行くことにします。
宝飾店についたマーシャ達は店の前に、バウワー家の馬車が止まっていることに気付き鉢合わせを避けるため裏口から入ることにしました。
ところが店の裏口で不審な人物の影を目撃するのでした。
第4話 トラブルはアネモネ宝飾店で
宝飾店に着いた二人は、店の前にバウワー家の馬車が止まっていることに気付き鉢合わせを避けるため裏口に回りますが、そこで不審人物を発見します。
不審人物に気付いた二人は、引き返そうとしますがマーシャはその人物がガスパール本人であることに気付きます。
目的の人物が見つかり無事店に入った3人でしたが、ガスパールは客人の前であるにもかかわらず偉そうに椅子に腰かけるのでした。
親しいマーシャはともかく、ライニールは王宮に勤める騎士でありガスパールの態度は決して許されるものではありません。
失礼な態度をとるガスパールに対し、マーシャはガスパールを叱りつけますが、それはガスパールを心配するマーシャの優しさからくるものでした。
ガスパールが体調不良なのもあり、マーシャがタオルを取ってくるため店の中を歩いていると、フロアから怒鳴り声が聞こえてきました。
こっそりのぞいてみると、そこにいたのは伯爵令嬢シエルリーフィと子爵令嬢エーリアでした。
鉢合わせしなかったことに安堵していると、泣きながら走ってきたカリエという店員とぶつかってしまいます。
カリエの頬には扇子でぶたれた跡があり、マーシャは店内で何があったのか悟り、カリエを優しく慰めるます。
始めは同じ貴族であるマーシャを怖がっていたカリエでしたが、マーシャが他の貴族と違うことが分かると安心して笑顔を取り戻したのでした。
部屋に戻ると調子を取り戻したガスパールがライニールと商談の話をしている最中でした。
店内での出来事を聞いたライニールが、令嬢の依頼内容を尋ねると宝飾品の修繕依頼だったことが分かります。
ライニールは依頼内容の不審な点から、ラウルがマーシャに送るはずだった贈答品が紛失した事件と関係があるのではないかと疑い、ガスパールに修繕を依頼された宝飾品を見せてほしいと要求するのでした。
まとめ
1巻のネタバレはここまです。
果たして依頼された宝飾品はラウルの行方不明となった宝飾と関係があるのか?
続きが気になりますね。